園原夫婦株式会社

   
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キャッシュフロー・クワドラントから学べる5つのこと

金持ち父さんシリーズを徹底解説!
キャッシュフロー・クワドラントから学べる5つのこと

3つ目の学び「ビジネスシステムを手に入れる」

皆さん、こんにちは。園原新矢です。

今回は、ロバート・キヨサキ氏の著書で、金持ち父さんシリーズの第2弾
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」から学べる5つのことより、
『ビジネスシステムを手に入れる』です。

前回の「人はなぜ自由より安全を求めるのか?」をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらもご覧下さい。

このコラムは動画でも解説しています。文章を読むよりも動画でご覧になりたい方はぜひご視聴ください。


ゼロから作る

ESBI
E= Employee(従業員・サラリーマン)
S= Self Employee(自営業)
B= Business Owner(ビジネスオーナー)
I= Invester(投資家)


私たちが本当に経済的に自由になるためには
クワドラントの左側から右側に行かなければなりません。

そのためには、前回お話ししたように
「ファイナンシャル・インテリジェンスを身に付ける」こと、

そしてもう一つ
「ビジネスシステムを手に入れる」ことです。


ビジネスシステムとは
自分がそこにいなくても、収入を生み出す仕組みのことです。

頑張れば頑張るほど忙しくなるのではなく、
作れば作るほど自由な時間が生まれる仕組みです。


ビジネスシステムを利用するには、次の2つの方法があります。

① 0(ゼロ)からビジネスのシステムを作る
② フランチャイズなど(元々できあがっている仕組み)を買う

基本的にはこの2つしかないと思ってください。


0からビジネスシステムを作るという話をすると、
「そんなのできません」と思う方がほとんどだと思います。

特にクワドラントの「E」と「S」にいる方からは、
「そんなの無理だ」「怖い」という声が聞こえてきます。

しかし、どんなものであっても、
失敗しないと成功はありません。

たくさんの小さな失敗を積み上げて
大きくしていけば良いだけなので、
それほど怖がる必要はありません。

ただし、注意があります。

0からビジネスを作るときには、
良き師(メンター)を見つけること
が重要です。

ここでいうメンターとは
「B」を経験している人のことを言います。

経験がある人と組まないと、
取り返しのつかない失敗をする恐れがあるからです。

ほとんどの方が、
新しいビジネスを作るなんて失敗する!と思うのは
従業員だった「E」や「S」の人たちで集まってビジネスを起こすからです。

「B」や「I」の経験がないままビジネスを始めては
どれだけ準備をしたとしても、
想定外のことが次々に起こり上手くいかないでしょう。

その失敗を踏まえてメンターを見つける、
というのも良いのですが
実際にビジネスオーナーである人と組んだり、
そういう方たちに対価を払ってコンサルしてもらったりして、
ビジネスシステムの作り方を学んで行くことがポイントです。

この本(金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント)が出版された当時は、
インターネットが今ほど普及している時代ではなかったので0から作るのは難しく、
フランチャイズもしくはネットワークビジネス(私は否定していますが)など、
少額からできるものから始めなさいと書いてあります。

しかし今の時代、
0からビジネスシステムを作るということは、
それほど難しい時代ではなくなりました。


ネットが広がって、世界中の
誰とでも取引ができるようになりました。

BtoB、BtoCだけでなくCtoCも可能です。
このCtoCの仕組みを作った人が、
時代の寵児としてお金持ちになっていますよね。

いろいろな可能性が秘められている今の時代、
初期費用が必要かというと、必ずしも必要ではありません。

新しいアイデアや斬新なプランを持って、
誰かと組むことによって成功する可能性がある時代に、
私たちは生きているのです。

なので、私のおすすめは
「0からビジネスのシステムを作る」です。

もちろんメンターなどと
一緒に組むことをオススメします。

対価の払い方

メンターから教えを乞う時や、一緒に組む場合に
無料で教えてもらうというのは、双方にとって良くありません。

教えてもらう側は
「無料ならたいしたことがない」と思ってしまいます。

そうなるとメンターもやる気が出ませんし、
何か裏があるかもしれないと疑心暗鬼になってしまうでしょう。

タダで教えてもらうことほど怖いことはないので、
しっかりと対価を払いましょう。

そうでなければ、まず組んでもらうことはできないでしょう。


例えばメンターがレベル10の人で、
皆さんがレベル1だとしたらどうでしょうか?

組んで利益が生まれたとして、
折半しましょうと言われたメンターはどう感じるでしょうか?

1×10=10
生み出された10を折半すると5・5になります。

レベル10の人にとっては、
1人でやっても10だったものが
半分の5になってしまうのでメリットがありません。

でも皆さんがレベル3になっていたら
3×10=30
折半しても15・15で
どちらにもメリットがある折半となります。

このように、対価の出し方や
何をもってその人と組むのか?ということを
しっかり考えないと、門前払いされてしまいます。

何かを得たいのであれば、
しっかりと対価を払うことを忘れないで下さい。

笑って欲しかったら先に笑えばいいですし、
殴って欲しかったら先に殴れば、簡単に殴り返してくれます。

押したら押し返されるのが自然の摂理です。

みなさんが何かしたいと思ったら、まず

「時間が無くても時間を払う」
「お金がなくても教育にお金を使う」

まず自分から進んで対価を支払うクセをつけましょう。

フランチャイズを購入する

ビジネスシステムを手に入れるもう1つの方法は、
「フランチャイズを購入すること」です。

つまり、既に完成している
ビジネスシステムを買ってしまうのです。

注意点は、このビジネスシステムを
有用に動かせる優れた人材が必要となることです。

もちろん自分で動かしても良いのですが、
それだと自分の時間を使うので「S」になってしまいます。

なので、例えばコンビニエンスストアだったら、
店長経験者などを雇用し、黒字で回せる優秀な人材を配置しなくてはなりません。


また、その人たちのリーダーにならなければなりません。

リーダーになるためには「何をしたら良いか?」ではなく
「どんな人間にならなければいけないか?」
を考える必要があります。

リーダーとは、人の意欲をかき立てることができる人です。

「この人と一緒にいると何か元気が出るな」
「この人のために頑張りたいな」
「この人といると楽しいな」

と思ってもらえるような人間にならないと、人は付いてきません。

リーダー気質のないオーナーの下につく人は、全然頑張ってくれません。

「このくらいしておけば、賃金と同等だから大丈夫だろう」
と適当な仕事をされるかもしれないのです。

でも、
「オーナーが帰ってきた時には脅かせてみせよう」
「喜んでもらいたい」
と思っている人が下に付いて
ビジネスシステムを回していたら、オーナーも嬉しいですよね。

すると良い循環が生まれます。

「人の意欲をかき立てるリーダーになる」
これが大切です。

魅力的なリーダーになって、人を動かす力を持ち
優秀な人材を見つける力を身につけること。

これがフランチャイズを買う場合に必要な事です。

まとめ

本の中では、0からビジネスを作ったり
フランチャイズを買ったりするのは難しいから、
ネットワークビジネスをやったほうが良いと書いてありました。

これは、ロバート・キヨサキ氏が
推奨しているビジネスシステムだからというよりは、
そこで学べることが2つあるからだ、と記載されています。

1つは、人から断られるという恐怖に
めげない心を学べるということ。

人からどう思われているのかを考えて
動けなくなってしまう人もいますが、それでは何もできません。

誰から何と思われようと行動する、というメンタルが必要なのです。

もう1つは、リーダーになる人として、
どうやって人を意欲的に動かすのか、
モチベーションを上げさせることができるのか、を学べるということ。

この2つの学びに有効だと本では言っていますが
今は、ネットワークビジネスをしなくても
十分に他で学ぶことができるでしょう。

ネットワークビジネスは、
日本では社会的地位も低いので、私は否定的です。

ネットワークビジネスをする必要は、
今の時代、ほとんどないと言えるでしょう。


ここまで「B」の話をしましたが、
クワドラントの右側に行くには、
「B」でも「I」でもOKなので、どちらを選んでも自由です。

ビジネスが好きだったらビジネスオーナーになれば良いし、
投資が好きならば投資家になっても良い。

自分の適性を考えて、
好きなクワドラントに移ることもいいでしょう。


ただ、「B」でも「I」でも、
いかに自分がいなくても回るような仕組みを作れるのか?
ということを常に考える必要があります。

そのため、ファイナンシャル・インテリジェンスを磨くことはとても重要なのです。


ビジネスシステムを手に入れるためには

① 0から作り上げる
② フランチャイズを購入する

この2つの方法しかありません。

0から作る場合は、
Bの経験者と組む、もしくは教えてもらえば近道でしょう。

フランチャイズの場合は
黒字で回せる優秀な人材を見つけ、
そういう人たちを動かせるような人間にならなければいけません。

クワドラントの右側に行くためには、
今までと全く違う考え方を手に入れなければならないと覚悟して下さい。

次回は「投資家の5つのレベル」についてお話しします。
次回もぜひご覧下さい。

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