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分散投資が儲からない理由とは?

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「分散投資が儲からない理由とは?」です。

分散投資の効果

分散投資とは、特定の商品(銘柄)だけに投資するのではなく、複数の商品(銘柄)に投資を行うことで、価格下落リスクを低減できるという考え方です。

「卵は一つの籠に盛るな」という相場の格言もよく知られていますね。
代表的な商品(仕組み)は投資信託や積立NISAなどです。

分散投資のメリットは、リスク(収益のブレ)を小さくするという点です。

しかし、リスクコントロールができる人にとってはあまり意味がありません。


例えば100万円を皆さんが持っていたとします。

【例1】
A銘柄とB銘柄があり、どちらも50万円ずつ買ったとしましょう。
その2つのうち A が10%、B が5%上がったとすると A は5万円のプラス、B は2.5万円プラスで、合計7.5万円プラスですね。
100万円に対して7.5万円の利益を上げたことになります。

【例2】
一方で同じ100万円を、A~V’’’までの100銘柄に1万円ずつ投資したとします。
そのうちの1銘柄がものすごく上昇して50%上がったとすると、その利益は5,000円です。
100銘柄もあれば、マイナスになる銘柄も出てくるでしょう。

それらのトータルを計算してみると、結局は【例1】より大きな利益を得ることができなかった、というケースが多いのです。


もちろん損失が出た場合、【例1】は、リスクコントロールができない人の場合は大きくマイナスになりますが、【例2】は損失を抑えることができます。

分散投資はブレ幅を小さくするからこそ、損失も利益も集中投資より小さくなるのです。

ちなみに、この分散投資という手法がとても有効になるのは「お金持ち」の方です。
ものすごく資金を持っている方は、生活していく分には利回りは低くてかまわないのです。

分散すればもちろんリターンは下がりますが、損には強くなるからです。
増えなくてよい、継続性があれば良いという富裕層、資産家というのは守りを重視します。

しかし、これからお金持ちになりたい人は、富を築くためにブレ幅とリスクコントロール力が必要なのです。


コントロールできるのは損失だけ

私たちは、無知・知らないものに恐怖を覚えるため、「やり方をしらないからプロに任せよう」という意識が働きやすくなります。

分散投資をリスクヘッジではなく、無知のヘッジにしていることが多いのです。


そして、こういった心理を販売する側はしっかりと理解して商品を作ります。
投資信託が代表的な商品ですが、そこにはからくりがあります。

分散投資は下げ相場に強いもの。

例えばリーマンショック級に大きく相場が下がった場合、2銘柄だけ購入していたら半値以下になり紙切れ同然となる可能性が高いですが、分散していると6割程度の下げ幅で止まります。

100万円が20万円になるのと、100万円が60万円になるのであれば、全く印象が異なりますよね。
分散しているほうが「挽回できそうだな」と感じることができるのです。

商品を作っている側は、「損失しかコントロールできない」ということを理解しています。

私もよく言いますが
損失を抑えることに再現性はあっても、利益を得ることに再現性を求めることはできません。

相対的に利益を得られる、ということはありますが
「必ず10%の利益を得ることができます」と言うことはできないことをプロはわかっているのです。

なので、そこから逆算して商品を作っています。

人は利益よりも損失の方が2倍苦しく感じます。
そのため、プロは損失を抑えやすい商品を作り、幅広く投資家を募っているのです。


失敗して学び自分の力にする

不動産や株に限らずなんでもそうですが
リスクを抑える行動を学ぶことで、一時的に損をしたとしても得るものは多いものです。

自分で分析して、数銘柄に絞って買ったほうが利益も経験も付いてきます。
たくさん失敗すれば株の買い方や儲け方も学べるでしょう。

自分でたくさん買って分散して運用することは、ひとつの手段としては良いことです。
しかし、既に分散されたパッケージ商品を買うことは、やってはいけない投資の最たるもの。

そこにはまったく学びや経験が生まれないのですから。

労働力というのは年齢とともに減っていき、働いてお金を得ることが難しくなります。
しかし、お金でお金を生み出すという力は、年齢に関係なく一生使えます。

パッケージ商品を買っている=運用を任せている方の多くが、何もプランを持っていません。

株式投資を自分でやってきた人というのは、自分なりの運用プランがあり、大暴落などいざという時にどうするかなども、自分で対応を考え行動することが可能なのです。


学びを放棄しない

分散投資が儲からない、と私が言うのは
お金だけではなく総合的なリターンを含めてあまりおいしくないなと思っているからです。

もちろんお金持ちの方で大きな儲けはいらないという方は、分散投資で十分良いと思います。
しかし、この動画を見ている多くの方がお金持ちではなく「お金持ちになりたい人」です。

お金持ちになりたい人からすると意外かもしれませんが、お金持ちになってからではなく、お金持ちになる前の、ラットレースを抜けるために努力し試行錯誤している状況が一番面白いものなのです。

今、情熱をもってお金持ちになりたい、ラットレースを抜けたい、経済的に自由になりたいと思っているその最中のことを、お金持ちになってから「楽しかったな」と、おそらく思うでしょう。

今お金持ちではない状態の方は、手を抜かないようにしてください。

とりあえず分散されたパッケージ商品を買うということは、手を抜いているということ。
それは学びを放棄しているのと同じことです。

そういう意味でも、自分で判断して投資を行えるようになっていきましょう。

パッケージ化されたものは買う必要がありません。
買うとしても、皆さんが「お金持ち」になった時に買えばよいのではないかなと思います。


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