園原夫婦株式会社

   
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毎月の生活費を気にせず
「資産」に「負債」を買ってもらう方法とは?

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「毎月の生活費を気にせず『資産』に『負債』を買ってもらう方法とは?」です。

生活水準を上げるタイミングはいつなのか?

例えばサラリーマンが昇級したり、自営業者のビジネスがうまくいったりして、今よりもっとお金が入るようになったとします。

そうすると、私たちは身の回りの物をよくしたい、いいところに住みたいと考えたり、旅行に行きたくなったりしますよね。

ですが、この生活水準を上げるタイミングを間違ってしまうと、なかなかお金持ちになれません。

多くの場合、まずは住環境を良くしようと毎月の賃料を増やすケースが目立ちます。
その分、他には使えず家計を圧迫することになりますが、稼いでいるうちは気になりません。

ですが、ランニングコストを上げてしまうことで、フリーキャッシュフローは大きく下がります。
これがゆくゆく家計のガンとなるのです。


では、財務諸表を見てみましょう。
収入・支出・資産・負債という4つの項目があります。

例えば、収入が30万円だったとして、生活費で20万円使ってしまうとします。
話を簡略化するために、借金もゼロ、資産もほとんどないくらいと仮定しましょう。

この状況でフリーキャッシュフローは、仕事をしたことによって入ってきた収入から生活費を差し引いた10万円です。
これが本当に自由に使えるお金ですね。

この自由に使えるお金が、今日明日じゃなく、1ヶ月、2ヶ月後、
もっと未来の皆さんの人生を変えてくれるかもしれないお金の元になります。

なので、フリーキャッシュフローが圧迫されればされるほど、未来の自分に使うお金が減っていきます。


仮に収入が30万円から50万円に昇級したとしましょう。
たいていは生活水準を上げてしまうため、毎月の生活費が45万円になってしまったとします。

そうすると、暮らしは良くなりましたが、フリーキャッシュフローは5万円しか残りません。

その生活を維持できるのは、あなたの収入が途切れない間だけです。
あなたが足を怪我して働けなくなったら、、、1ヶ月でも生活を維持できなくなります。

しかも、この人は将来のために使えるお金が月に5万円しかありません。

フリーキャッシュフローが月5万円だと、年間で60万円。
生活水準を上げる前はフリーキャッシュフローが月10万円だったので、年間120万円を使えることになります。

これが重要な財源になりますね。
未来のあなたがお金持ちになるために使える財源は、多いほうが良いのです。

だからこのフリーキャッシュフローが圧迫されればされるほどきつくなっていきます。

しかし多くの人が、収入が上がったタイミングで生活水準を上げてしまいます。
収入が上がった、私は頑張った、ご褒美が欲しい、と思って間違いなく生活水準を上げます。


実際にあった話ですが、普通のサラリーマンだった人が独立して、あっという間に月収が5倍(20万円から100万円)になりました。

私のコンサルのお客様だったので、絶対に生活水準を上げるタイミングを間違えないでくださいと言っていました。

しかし、やっぱり人は忘れる生き物でした。
収入が上がったからといって、タワーマンションに住みたいと言い住み始めました。

ところが、自営業で毎月100万円を安定的に稼ぐのは難しいものです。
最初は調子が良かった彼も、だんだん稼げなくなってきて、家賃を払うのが難しくなっていきました。

そして家計が回らなくなるので、引っ越さなきゃいけなくなります。
引っ越すための費用とそこにかかる期間などを考えると、億劫ですよね。

人はなかなかグレードを下げられません。
今の生活水準を維持した状態でなんとかできないかなと思って、借金に走ります。

そうやってラットレースに落ちていくんです。
人は1回上げた生活水準を下げることがなかなか出来ません。

マンションの1階には虫がでる、という経験があればあるほど、今3階に住んでいたらもう1階には住めなくなります。

少しでも生活費を抑えてキャッシュフローを良くしたい、と頭では思っていてもなかなか出来ません。

理由は2つあります。

ひとつは物理的に動きにくいということ。
引っ越しをしなきゃいけないというのは動きを伴うので大変だし、お金もかかります。

そして心理的な理由が続きます。
生活水準を戻したくない、なんとか維持できないかと考えてしまうものです。

これが、ほとんどの人がお金を稼ぐことは出来ても、お金持ちになれない根本的な理由なんですね。


稼ぐ事はいくらでも方法があります。
稼ぐことは簡単ですが、お金を回す、持ち続けると言うことが本当に難しいんです。

だからこそ「お金持ち」は「お金を持ち続けられる人」という意味で私たちは使っています。


生活水準を落とさずに未来の自分のためにお金を残す方法

ではどうやったら、生活水準を圧迫せずに未来のためのお金を残せるのかというと「負債を買う前に資産を買う」のです。

やることはとてもシンプルです。

例えば、今の仕事で30万円の収入があり、生活費が20万円で、フリーキャッシュフローが10万円とします。
さらに副業で他の仕事をして、プラス30万円で、本業と同じくらい稼げるようになりました。

このフリーキャッシュフロー30万円を支出と負債に投じたくなりますが、1ヶ月我慢してみましょう。

これまでのフリーキャッシュフローと併せると、実質40万円の将来のために使えるお金ができたことになります。

その40万円で、毎月2万円を得られるくらいの資産を買いました。
ビジネス、不動産、株式、なんでもいいですね。

すると次の月は、先月買った資産からプラス2万円のフリーキャッシュフローが入りました。
この2万円の範囲で生活水準を上げて下さい。

もっと我慢すれば、もっともっと楽しみが増えます。

これを充足の先伸ばしといいます。

これができる方しか、お金持ちにはなれません。

ただ、普通の人はそれができません。
その理由は2つあります。

ひとつは「そんな資産はない」と思っていること。
もうひとつは、我慢ができないことです。


人は1人でこれらを成し遂げようと思っても無理なんです。
なので、私は常々、環境を買って下さいと言っています。

こんなデータがあります。
とある個人事業主が毎月2万円の税理士に払うお金を、年間24万円ケチれると思って税理士を雇いませんでした。

誰も自分を管理してくれないので、結果その人は5年間毎年生活水準も収入も一切変わりませんでした。

しかし、税理士をちゃんとつけようと思って毎月2万円をかけた別の個人事業主の財務諸表は、劇的に改善されました。

否応なしに、利益が下がっていようが損をしていようが、事実を他者から突きつけられることで、強制的に財務諸表を管理することができたからです。

さらに2万円の税理士に払うお金も経費にできますから、実はケチった方が損をするのです。

「やり続けられる環境」と「決断」でしか、人生は変化しないということですね。


それに最も効果的なのは、いま自分が払えるギリギリの金額を払うこと。
何かしらギリギリの状況じゃないと人は成長しません。

棒高跳びでいつも1m50cm飛べる人が、1mを飛ぼうと思ったら余裕なので何も変わりませんが、1m60cmを飛ぼうと挑戦すると、記録が伸びるのです。

今みなさんの現在地ギリギリの行動を行えるかどうかが、皆さんの上限を上げていくことになります。


また、自分が我慢できる環境を手に入れることが出来れば、充足の先延ばしができます。
それに伴って、資産を買うことに集中できるので不労所得も増えていくでしょう。

例えば不労所得が4~5万円あって、車が欲しいと思ったら、現金で買わずにローンで買って下さい。

毎月3万円のローンの支払いがあったとしても、資産からのキャッシュフローがローンを支払ってくれます。

さらにローンの返済が完了後、先に資産を手に入れているので4~5万円の不労所得は入り続けることになります。

多くの人は、お金をためて車を買うか、今すぐ欲しいと言って、我慢できずにローンをして買うか、のどちらかになります。

キャッシュフローをしっかりと理解できれば、このような行動も取れるようになるでしょう。

まずは無理のないキャッシュフローの範囲で、資産を買うことを優先してください。

その資産からのキャッシュフローで生活水準を上げていきましょう。



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