園原夫婦株式会社

   
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成功する人の目標設定のやり方とは?

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
今回のテーマは「成功する人の目標設定のやり方とは?」です。

一年の計は元旦にあらず

よく「一年の計は元旦にあり」と言いますが、「それでは遅い」と私は思います。

元旦に書初めをして目標を書いたとして、書いた内容を年末まで覚えていますか?
覚えている方のほうが少ないのではないかと思います。

それが良いか悪いかというのではなく、
そのプロセスにおいて致命的な欠陥があるんです。

日本の場合は特にそうですが、お正月に皆さんは何をされているでしょうか?
貴重なお休みの期間に、書初めをして「よしやるぞ!」と思っても身に力が入るわけがありません。

毒気を抜かれているときにプランを立てても意味はないので、休むときはしっかり休めば良いと思います。

一年で一番忙しい時期は、たいていの方が「師走」と言われる12月、年末でしょう。
だから、ほとんどの方が12月にフィードバック(振り返り)をし、正月(1月)に新しい年の目標を立てます。

しかしこれは、上手くいきません。

12月に振り返り、1月に目標設定する、これを逆にしてください。

つまり、12月に目標を設定し、1月にゆっくり振り返るのです。

自営業者やビジネスをやっている方はその限りではありませんが、
会社員の方はまとまった休みがとりづらいですよね。

まとまった休みを取れないということが、成功しない要因の一つでもあります。

休みが取れない=振り返ることができない
これが致命的なんです。

例えば、頂上を目指してある山を登り始めましたが、
一生懸命登っていて足元しか見ていないと、
いつの間にか蛇行して歩いていて、
気付けば遠回りしているという状況になりがちです。

そして「あ、頂上まで行くのに今年は無理だな。ここでいいや。」と思ってしまうのが妥協です。

頂上まで行く途中で定期的に見直している人ほど、
修正が少なくて済むので、最短で目標までたどり着けます。

ですが、ほとんどの方は振り返る時間が取れません。

だから、暇な時間がある人ほど成功できるのです。

なので私は、特に仕事をしすぎているような人には
「有給をしっかり使って休んでみましょう。」と伝えています。

最低でも3ヶ月に1回くらいは休みをとって、
自分のことを振り返る時間を取ったほうが良い
でしょう。


環境の力の応用

お正月は会社員にとって、まとめてとれる貴重な自分の時間ですよね。
年初めでもあるので、思い切り1年を振り返ってほしいと思います。

正月前の12月には、来年の目標を言ってしまいましょう。

忘年会などで、声に出して目標を口にして、周りを巻き込んでください。

そして目標を「高めに」言ってほしいのです。

年収が今500万円の人は、「来年は3,000万円になるように頑張ります!」などと、言ってみてください。
お酒の席ならなおさら丁度いい。
言ったもん勝ちです。

そして、お正月に1年を振り返り、
年末に立てた目標にも考えをめぐらし、
ぜひ「さすがに大きなことを言いすぎたな」と思ってください。

そこでやっと正確な(現実的な)目標を立てることができます。

年末の宣言なしに、
年始にただなんとなく目標設定をしても、
何の検証もなしに目標を立てていることになるので、無かったことにしてしまいます。

12月に目標を立てて周りにも宣言すると、
大きなことを言ったけど、本当にそれができるのか?
大きく言ったからにはある程度結果を出さなければいけないなと、真剣に考え始めます。

12月に大きなことを言って、1月の休みの時に言い過ぎたかどうかを自分でチェックする。

それで、現実的な最低限のラインと「いけたらいいよね」という理想のラインがはっきりとします。
そうすると、目標を低く言う人よりも、いい結果が出やすくなります。

12月に大きな目標を言ったとしても、周りの人は3か月もしたらどうせ忘れます。

でも自分だけは「周りに言ったからにはがんばらなくちゃ」と勝手にいい意味の強制力が働きます。

一貫性を守りたいのが人間の性なので、
「言ったからには」ということで、自分が自分で頑張ってくれるのです。


ちなみに私の場合は、12月の時点で2年目の計画を立てています。
会社の決算は10月なので、11月時点で次年度の仕事が始まっています。

この場合、ほとんどの方は11月になってから
「よし、今期11月から来年の10月までやるぞ」と思うでしょう。

これではもう遅いんです。
私は11月の時点で今期はもう稼ぎ終わっています。

上場会社なども、予算などの数値はほとんどずれないと思いますが、
キャッシュフローが読めていると、どれくらい売れるのか、どのくらい確定収入があるのか、
臨時収入がありそうか、というのがわかっているのです。

いい意味でずれるとしたら「上にぶれる」だけです。

では、何をしているのかというと、さらに翌年の予約を取りに行っているんですね。

できるセールスマンや上手くいっている人は、こんな感覚で仕事をしています。
準備や段取りがすべてです。

これは、2倍仕事をしているわけではありません。
最初の1年や半年を、ぐっと我慢して作り込んでいるからできることです。

私が会社で営業の仕事をしていた時には、3か月~半年ぐらいの数字は握っていましたが、会社には最低限のノルマしか出しませんでした。
もちろんお給料を頂いている分を逆算して、およそ3倍程度の数字は出していましたが。

大きな数字は握っていましたが、怒られても最初は数字を出さなかったのです。
出してしまいたくなる欲望に負けないように耐えました。

半年後からは、何もしなくても毎月ノルマを達成できますし、
その半年間でさらに先の考えをめぐらすことができました。

これは、時間と余裕ができて先々のことに頭を使えているということです。

重要なのは、多くの方は今のことにしか頭やお金を使えていないから、目標を立てても実行できないということです。

今をなくしてしまえば良いのですが
将来の目標を立てても、日々の営業や先月の事務作業など、
「今」に追われている最中には、将来のことは考えられません。

まとまって未来のことを考える時間を確保できるかどうかで、
1か月後、半年後、1年後の生活は変わってきます。

なので、まず年末に「来年はこうする!」という話をしてみてください。
そして、1月になったときにどういう目標を立てたのか、確認してみてください。

仕事だけじゃなく、プライベートのプランでも良いです。

これを真剣に考えるようになると「本当に今年達成できるようになるかな」という部分がはっきりと見えてきます。

そうなると、今まで立てていた目標で上手くいかなかったことも上手くいくようになります。

そもそも上手くいかない目標を立てた時点で、それは目標設定ではありません。
目標の立て方や期間の感覚を読めていないことが、上手くいかない原因だと思ってください。

普通の人は1月や4月など節目の時に気合いを入れますが、
私だったら会社の期末の10月に気持ちを新たにし、
正月(休暇)にはバリバリ仕事をするか遊んでいるかと考えます。

なので、まずは年末12月(または年度末3月)に自分がどうなりたいのか、目標を立ててみてください。

そして、年内にやったことはお正月に思いっきりフィードバックし、
目標が本当に実現可能なのかどうかを考え、検証してみてください。

これができれば、皆さんの目標は今以上に確実に達成できるようになってくると思いますので、試してみていただければと思います。


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