人生を変える「ボーナスの使い方」とは?
皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「人生を変える『ボーナスの使い方』とは?」です。
ボーナスの使い道
2017年(平成29年)の夏のボーナスの平均支給額は36万8,272円。
公務員だと約64万円程度です。
※動画に合わせて2017年の数値を表記しています。
2023年の平均支給額は40万276円、公務員は63万7,400円です。
(三菱UFJリサーチ&コンサルティング「夏のボーナス見通し」より)
そのボーナスの使い道は、投票順で以下の通りです。
ランキング
1位 貯蓄(51%)
2位 旅行・レジャー(43.9%)
3位 子どもの教育費(32.9%)
4位 生活の補填(28.6%)
なお、投資に回していると回答したのは16%程度(2017年時点)なので、
日本人はまだまだ投資より貯蓄に回している人のほうが多いと言えます。
このままでは老後が心配、などの不安を持っている人は多いはずですが、
結局、投資は「わからない」「怖いから動かない」という選択をしているのでしょう。
しかし、このままではじり貧になって、人生を変えることはできません。
では、ボーナスはどのように使っていけば良いのでしょうか?
まずはこの
4位 生活の補填
をなくさないといけません。
基本的にボーナスを考えなくとも、年間の支出予算が回るようにしなければなりません。
ボーナスがないと回らないというのであれば
支出を抑えるか収入を増やす努力をしましょう。
「ボーナスでなんとかなっているから、いいや」はアウトです。
未来の自分のためのボーナスの使い道
原則として、まずはボーナスなしで生活が回る状態、
ボーナスを丸々生活費以外の何かに充てられる状態を作りましょう。
「ボーナスで生活の補填をしていない」
ということは大前提で、ボーナスの使い道を考えます。
① 命金(3~6か月分の生活費)の補填
3か月というのは失業期間を考慮しています。
これを最低限の「貯蓄」としておいておきましょう。
ただし、貯蓄しすぎないように要注意。
貯蓄しすぎたお金は死に金になってしまうからです。
② 将来の利益になるものに使う
例えば、収入が増える予定の資格を取得するなど、
自分の能力がプラスになるものに投資すると良いでしょう。
③ 手元のお金(収入)を増やすために使う
新しい経験を得るためにお金を消費するというのも良いと思います。
しかし、「これだけ今年も頑張ったんだから・・・」と言って
ボーナスを使い切っていたら、いつまで経っても変わりません。
人生を変えるためには、
入ったボーナスをちゃんと比率で分けて使うことが大切です。
全部を投資に回さなくても構いません。
おすすめは60%くらいです。
ボーナスが40万円であれば、24万円くらいは
何か未来のためにお金を使いましょう。
そして、残りの16万円で旅行に行くのが無難です。
また、まとめて何かしたらリターンが返ってくるとか
一括で払ったら月々の支払いが少なくなるようなものに充てても結構です。
その上で、投資にお金を使いましょう。
投資はお金がなくなると感情が揺さぶられるものです。
旅行などの消費に使ってお金が減ってもそうは思いませんが、
投資でお金がなくなると「やらなければ良かった」と、多くの人は思ってしまいます。
投資でお金がなくなっても、自分の未来のために
「なくなってもまたお金を増やすチャンスがあるんだ」
というマインドになっていかないといけません。
これに慣れていかないと、いつまでも人生が変わりません。
人生を変えるボーナスの使い方としては
まずは命金に充て、固定費を減らし、
収入比率が上がるようなものに順序よく使うことです。
ボーナスは、人生を変えるために思い切って使えるチャンスなので、
現役で働いている間に、うまくボーナスを活用していってください。