不労所得はやめとけ!そう言われたことのあるあなたへ
皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「不労所得はやめとけ!そう言われたことのあるあなたへ」です。
「不労所得はやめておけ」という理由
なぜ友人や家族は「不労所得はやめておけ」と言うのでしょうか?
それは、実際にその人が
不労所得をネタに使われて詐欺にあったり被害を被った、
もしくはそういう被害にあった人を知っている、見たことがある
というケースがほとんどです。
あるいは、単純に不労所得自体を知らない、やり方を知らないなど
自分がやったことがないから「やめておけ」と言うケースもあります。
親が子供に「わからないから、やめときなさい」と言う
ナチュラルなドリームキラーと同じです。
悪い人に騙されずに不労所得を得るための3つのポイント
「不労所得」でインターネット検索をしてみると、
怪しい話や変だけど気になる話で溢れています。
皆さんに勘違いしてほしくないのは
「不労所得」を得ようとすることが悪いことなのではなく
そういったことをネタにして悪事を働く人がいるのが問題ということ。
悪いことをする人たちに引っかからないように
不労所得を得るにはどうすればいいのかを考えていきましょう。
【ポイント①】
射倖心を煽られるような怪しいものはやらない
射倖心とは、努力や苦労をせずに利益や成功を願う、
偶然の利益を労せず得ようとする欲心のこと。
パチンコやギャンブルなどは、楽して儲けたいといって始める人がいますが
こういった類のものは総じて、お金が減ったりなくなったりするものが多いのが現実です。
ビットコインなどで、実際に100万円が1億円になったような人がいますが、
そういう事実があることで、
「僕にお金を預けてもらったら、ビットコインで毎月5万円でも10万円でも不労所得が入りますよ」
と射倖心を煽られ、「じゃあ預けよう」ということになってしまうのです。
何も知らない人・わからない人は
こうして詐欺に引っかかってしまいます。
ちょっと知識がある人なら、
株式でもFXでもビットコインでも、上昇することもあれば下落することもあるのを知っているので、
投資した金額に対して、なんとなくでも平均リターンの額を出すことができます。
計算して毎月の不労所得の額を見れば、怪しさに気づくこともできるのです。
「ちょっとだけ…」といって預けたお金は
最初は儲かって返ってくるでしょう。
しかし、そこで気をよくしてさらに高額のお金を預けたりすると、その時になくなってしまいます。
特に「実績があります」
「2年も3年も回せています」
「あなた以外にこれだけお金をもうけた人がいますよ」というのが一番危ない時です。
これは、ポンジスキームの可能性があるからです。
※ポンジスキームとは
投資詐欺の一種。「出資してもらった資金を運用し、利益を配当金として還元する」などと嘘を語り
実際には運用は行わず、後から参加する出資者から集めたお金を、以前からの出資者に「配当金」として
偽って渡すことで、あたかも資金運用での利益を出資者に配当しているかのように装い、破綻することを前提に資金をだまし取る手法。
あなたが儲かっていたとしても、
後から入ってきた人たちの犠牲のもとで儲かっているのかもしれない、
そう思うと、ちょっと嫌な気持ちになるかと思います。
【ポイント②】
詐欺にあうことのない「伝統的な投資法」が〇
詐欺にあう対象は、
なんとなく噂で儲かると聞いたものや、
すごく短期間で大きく儲かる、といったものです。
対して伝統的な投資法とは、株式投資、FX、不動産投資、
フランチャイズといったビジネスモデルなど。
あまりたくさん儲かるということはありませんが
伝統的な投資法で、まずは「不労所得」を堅実に作る事が大切です。
金融資産が1億円を超えてくると
銀行などから本当においしい話が来ることもありますが、
ある程度のお金持ちにならないとそういう話自体が出てきません。
そこまでいくために、伝統的な投資法をチョイスして
確実に堅実に不労所得を得る方法を模索しましょう。
不労所得は手っ取り早く儲かるものではありません。
ビットコインはキャピタルゲイン(売買差益)なので
安く買ったものを高く売ることで大きく儲かるケースはありますが、不労所得にはなりません。
不労所得は、毎月チャリンチャリンと入るものなので、
例えば家賃収入が毎月5万円だったものが、急に来月10万円になったりはしません。
なので、「不労所得ですごく儲かりますよ」
と言われた時点でおかしいと思いましょう。
自分ではなくお金が働いてお金を稼いできてくれるのが不労所得です。
そんなに大きくは入ってきませんが、寝ていてもお金が入ってきます。
【ポイント③】
「丸投げ」で絶対に儲かるはありえない!
何かに丸投げして儲かる投資はまずありえません。
自分でコントロールできるものしか扱わない
ということを重要視してください。
例えば、口座への入出金を自分で行えるというのはコントロールできることです。
誰かに預けたら持ち逃げされてしまったり、引き出せないと言われたりします。
手続きを踏まなきゃいけないというのは、さらに怪しさ満点です。
自分で口座にお金を入れて、自分で取引を行って、お金に働いてもらいましょう。
コントロールできるものであれば自分が管理するため
自分自身も成長したり知識が付いたりします。
そのため、子どもや孫に引き継ぐことも可能です。
コントロールできないもので運よく儲かったとしても
子や孫に引き継ぐことはできません。
ただし、理解してから人に任せるというと、これは話が違います。
例えば不動産投資でも、契約書作成やリフォームなどでどのくらいの費用がかかるのか、
相場を知っていると他の人(業者など)に任せることができます。
ある程度は自分でコントロールできるものを選び、
慣れてきたら人に任せるという手順を踏めば、
変な人に騙されずに不労所得を得るステップを踏むことができます。