パートナーに投資を反対されたらどうするか?
皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日は「パートナーが投資に理解を示してくれない…」というテーマでお話ししたいと思います。
パートナーを理解する
私たちが夫婦で事業をしているというのがあるかもしれませんが、夫婦でセミナーに来られる方は多いです。
ただ、どちらかというと片ほうだけいらっしゃって
「旦那が投資とかダメなんです」
「妻が分かってくれないんですよ。僕は投資をやりたいんですけどね・・・」
「どうしたら理解してもらえるんですかね?」
と、言われることがよくあります。
この質問に対する答えはもちろんありませんが、質問されたときに僕がどういう風にアドバイスしているかということをお話ししますね。
私の妻も最初は不動産投資やリスクのある投資について、理解してくれませんでした。
こういう世界に巻き込んだ時に「なに!?(理解できない!)」って思われていましたから。
でも、今は本当に理解してくれて上手くいっています。
そんな私たちと「同じようになりたい」と思って下さった時にまず大事なことは
なぜ相手が理解してくれないのか?
その理由を考えてあげるということです。
理由にはいろんなパターンがあります。
例えば旦那さんが投資をしたいと思っていますが
奥さんから「そんなギャンブルみたいなのはやめて!」と言われるのは良くあるケースですよね。
こういったケースの場合、おそらく奥さんがご自分の周りで失敗談を聞いたことがあるのでしょう。
そもそも上手くいったものを見たことがない、というケースです。
そんな奥さんに頭ごなしに「やるしかないんだよ!」と言っても無理なので
「じゃあ、どういう理由でダメなのか教えて?」と、歩み寄って聞いてあげると良いでしょう。
すると「やるならお小遣いを減らすけどそれでもいい?」と言ってくる人もいるでしょう。
つまりこの場合は、家族の全体の収入から全部使うのでなければいいよ、と言うことで、OKが出る可能性があります。
「なぜ?」という理由を聞こうとしないと、そもそも交渉ができません。
一般的な人だったら普通は理由が何かしらあるので、ひとつひとつその理由を潰していけば、多少は聞いてくれるでしょう。
まずはパートナーと話し合ってみてください。
実は投資を「やらない理由」にしようとしていないか?
パートナーを理解することが大切だとお話ししましたが、
ほとんどの場合、この「パートナーが投資に理解を示してくれない」という問題に対して、本気で解決しようとしている人はそれほどいない
というのがオチなんですよね。
実際は、「パートナーが投資に理解を示してくれないから投資をしなくていいや」という言い訳になってるケースがほとんどです。
無意識にできない理由を探し、パートナーを理由にすることが圧倒的に多いと思います。
それは「パートナーに嫌われたくないという気持ち」から発生しています。
特にお尻に敷かれている方が多いでしょうから(笑)
嫌われたくない、何か言われたら怖い、お小遣いを減らされたくない、などいろいろあると思います。
ですが、その気持ちを持っていたところで何も変わりません。
本気でぶつかったら普通はちゃんと話を聞いてくれます。
「嫌われたくないけど、そろそろ本当に投資をやらなければ奥さんと子どもたちを幸せにできないと思う」という話を真剣にしたら良いと思うんですよね。
たぶんそれができていないだけ。
問題を解決できていないのは「本気になってない」ということが理由だと思います。
本当に自分が変わりたいとか、ブレイクスルーしたい、ここで何かしないといけない、と思っていたとしたら「何を言われてもまず自分でやる」ということしか答えはありません。
パートナーに迷惑をかけないレベルでまずやってしまえば良いんです。
1万円でも2万円でもいいんですよ。
自分の飲み代を減らして小遣いの範囲で始めるなど、自分の背中を見せること。
まず自分が行動しないとついてきてくれないですよね。
「あなたがやってもうまくいく訳がない」と思われているわけですから。
それでも
「投資なんてうちは絶対ダメ。投資をするぐらいだったら別れる!離婚する!」
と言われたら・・・
「良いきっかけだ」
と思えば良いんじゃないですかね(笑)
考えてみて欲しいんです。
そのままずっとずーっと我慢して
最後死ぬ時に「あのとき決断しておけば」と思うこともあるかもしれません。
「こういう生き方をしたい」と本気で理想を掲げた時に、もしかしたらその人がパートナーじゃないかもしれないじゃないですか。
本気でぶつかって、その上でポイッってされたということは、その程度だったのかもしれません。
でも、友人やパートナーというのは、いちばん感情に訴えかけて分かってくれる人でもありますよね。
だったら正直にその話をぶつけることです。
本気だったら、そもそも「理解してくれないんですけど」という相談はたぶんおきません。
「連れてきて良いですか?」
「今度こうして良いですか?」
という行動提案をしてくる人は、本気の証拠。
怒られてもいいから自分でやってみて「これで上手くいったからやらせて」といってる人なんかは、
真剣にブレイクスルーしたいんだな、人生を変えたいんだなと思ってるのが伝わります。
自分の人生は自分で考えて欲しい
少し自分の胸に手を当てて考えてみてください。
「嫌われたくないな」と思っていたり、本当は変化が怖いと思っているかもしれません。
人は安定している現在地から違う人生を生きるというのはちょっと怖いんですよ。
怖いから責任を他の人になすりつけたいので
「園原さんが言ってくれたらやれる」「園原さんのせいにできる」
と、もしかしたらどこかで思っているかもしれません。
自分の人生なので自分で考えましょう。
背中を押したりとか、連れていったり伝えたりすることは私にもできますがあなたの人生でそのハンドルを掴むのはあなたです。
パートナーが投資に理解を示してくれなくて困ってるという方は「本当にそうなのか」というのを一度確認してもらいたいなと思います。