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皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「老後までに本当に必要なのは2000万円ではなく○○」です。

◆ 「老後資金2,000万円」の根拠となるデータ

この数字の出どころは、総務省の「家計調査」データを元に金融庁の金融審議会が作成した51ページにわたる報告書です。

※金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」

この中の「2,000万円」という数字に目を奪われて、大きく取り上げられました。
では「2,000万円足りない」という情報の根拠となるデータを見ていきましょう。

高齢者世帯(夫婦とも無職)
 夫 65歳  妻 60歳
 退職後年金暮らし

この世帯の毎月の支出平均値は
 収入 20万9,000円
 支出 26万4,000円
 合計 -5万5,000円

年金暮らし世帯で年金等の収入が約21万円なのに対し、支出が毎月約26.5万円、合計5万5,000円の赤字となるので、その分を取り崩さなければいけないとされています。
つまり年間66万円の赤字です。

 5万5,000円×12ヶ月=66万円

(夫が)85歳までの20年間では1,320万円の赤字。
 66万円×20年=1,320万円

(夫が)100歳まで生きると2,310万円の赤字です。
 66万円×35年=2,310万円

以上から、1,320万円~2,310万円くらい、お金が足りなくなるということが、総務省の家計調査で出されています。

ただ、ゆとりある生活には、月に約35万円が必要とも言われています。
最低限の質素な生活をする分にはもう少し少ない金額ですむと思いますが、実際には旅行に行ったり物を買ったりするので、およそ35万円くらい必要だという説です。

余裕のある生活を送ろうと思ったら、金融庁の試算以上に老後資金が必要になるのでしょうか?

この35万円という「ゆとりある生活に必要な金額」は、18~69歳を対象としたアンケートを元に作られる意識調査の報告書から算出されています。

※公益財団法人生命保険文化センター『老後の生活費はいくらくらい必要と考える?』

この調査によると
1.最低限必要な金額 → 平均で約22万円/月
2.余裕ある生活のために必要な追加金額 → 平均で約12.8万円/月

つまり、この合計が34.8万円なので、余裕のある生活にはおよそ35万円が必要と言われています。

これらの数字から、老後資金として2,000万円が必要と言われていますが、この2,000万円を貯蓄するのは意味がないと考えています。

それはなぜでしょうか?

◆ 2,000万円があってもなくならない不安

例えば老後に2,000万円の貯蓄があったとして、本当に安心するでしょうか?

不安はきっとなくならない、と私は思います。

証券会社にいたので実感することですが
実際に「老後」と言われる70歳以上の方に話を聞くと、
確かにお金は貯まっているものの、その老後資金をずっと使っていないケースが多かったのです。

なぜかというと、「今まで積み上げてきた資産を取り崩すのが怖い」という感情に襲われているからです。

そのため、ほとんどの方は、どれだけ多くのお金を貯めたとしても老後の不安がなくなりません。

しっかりと貯めて準備してきたものの、手をつけず、使わず、それまでに体験できたであろう経験ができていないままです。
残ったお金は、なくしたくないから使いたくない、と言っても「今まで体験できたであろう経験」を犠牲にして築いた資産を、今後どう使っていくのでしょうか?

70、80歳というのは、取り崩して使っていく期間なんです。
あるいは、お子さんやお孫さんのために残していく。

マインド的な部分で考えてみてください。
決して安心ではないんです。
2,000万円を貯めたとしても、まったく不安はなくならないと思って下さい。

これは私が実際に80歳、90歳の方たちとお話をしてきて総合的に感じ取ったことですが
人は「貯蓄を取り崩される」ということは「死に向かっている」と、おそらく感じるのだと思います。
取り崩す=最期の時に向かって準備していると思うのが嫌でしょうし、全員ではないですが、少し卑屈になる方が多かったように思います。

80歳、90歳になってもどんどん投資をして資産を増やしたりビジネスをしている方は、全然お金の不安がないんですね。
全部投げうってでも、なんでもしたい!と言っていました。

しかし、退職された方などの場合、せっかく築いた2,000万円、3,000万円の資産を後生大事にして年齢を重ね、「なくしたくない」という思いから、定年後でもその資産を使えないことが多かったのです。
やはり、取り崩されることがとても不安なんですね。

人生の最期の時期になってこの不安に襲われるのであれば、2,000万円という資産を貯めたり作ったりするスローガンに乗るのは、意味がないことのように思います。

それに、2,000万円という数字が本当にその人にとって必要なのかというと、人によって違いますよね。
どんな人生を送りたいかによって金額は変わってきます。

なので、「ストックで考える必要はない」、と私は考えています。

◆ 本当に必要なのは○○

本当に必要なのは、ストックの2,000万円ではなくて、キャッシュフロー(不労所得)です。

最初に出した例で言えば、毎月5万5,000円のキャッシュフロー(不労所得)があれば、皆さんの不安は格段に軽減されます。

必要なことは、まずキャッシュフローを作ろうと思う事。
次に、キャッシュフローを作るために投下し続ける金額と期間を決めることです。

最終的に5万5,000円のキャッシュフローを作るために、自分の能力が低かったら20年~30年かかるかもしれませんし、自分の能力が高かったら5年くらいですむかもしれません。

時間や資金、労働力、知識などの投下したものは、将来の自分にすべて返ってきます。
しかし、継続的にある程度の期間やり続けることができる方が少ないのです。

ほとんどの方が、2,000万円のストックを持つためにいろいろな投資のセミナーに行っています。
それは危機感を持ってしまったからです。

危機感というのは良いスパイスですが、向かっているのはストック2,000万円を作ることなんですよね。
学ぶ目的がずれてしまっては意味がありません。

皆さんが老後のために必要なことは、リアルな体験や価値観、そしてキャッシュフローを作るための時間とお金を投下しようと決めること、それを継続することです。

そうすれば、お金の不安がかなり軽減されるのではないかと思います。

▼ 動画でも見たいという方はこちらから


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