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最も幸せを感じる年収は○○万円?

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
今回のテーマは「最も幸せを感じる年収は○○万円?」です。

お金と幸福感の限界値

一般的に、アメリカでは7.5万ドル、
日本円に直すと825万円くらい(2016年当時)が、
最も幸せな年収と言われます。

それはなぜなのでしょうか?

ある程度のものはお金で満たされますが、
お金で得られる満足というのは一過性のもので、
永続的ではないケースが多いのです。

「幸せを感じる脳」と「満足を得られる脳」というのは、
別々の場所で処理されていると言われます。

幸せという定義も、
健康だったり人間関係だったりと、
計れないものが多いですよね。

「幸せとは何か」という尺度は
決まっているものではありません。

ただ、幸せを感じる時の脳の動きや、
それがどうお金に関係しているの?
といったお金と幸せの関係は、たくさん研究されています。


幸せを感じるにも、限界というものがあります。

例えば1杯目のビールというのは、とても美味しいですよね。
2杯目を飲んでも最初の1杯を超えることはありません。
3杯目ともなると、もう惰性で飲んでいるだけだったりします。

最初の1杯を超える満足度を
その後のビールで得ることは難しい。

これが幸せを感じる限界点です。

「最も幸せを感じる年収」で言うと、
それが「825万円」のラインだということですね。

これは、一般的な平均年収よりも何割か高い金額です。
ここまでいくと、生活で苦しむことは少ないでしょう。

時々外食をしたり出かけたりすることができるし
趣味を楽しんだり、旅行に行ったりもできます。

しかし、年収が850万円を超えても
幸せを感じる感覚はあまり増えません。

例えば年収300万円の方が、
お金を一生懸命貯めてヨーロッパ旅行に行ったとしたら大きな感動があると思います。

しかし、年収1000万円の方が毎月のように海外旅行に行っても、
そこまでの大きな満足度や幸福感は感じにくいでしょう。

幸せを感じる脳には限界があるのに、
欲望というのは尽きることがありません。

どこまで年収を増やしても
「もっともっと」というゲームに巻き込まれ、
「どうして自分は幸せになれないんだろう」
と不安になってしまうケースは多いのです。

成功している芸能人が自殺してしまうのも、
このケースに当てはまる場合があります。

成功はしているのに「なぜ幸せを感じられないのか?」というジレンマと闘っているのです。

「お金が無い」という不安は
「無い」というだけなのでシンプルですが

お金がどれだけあっても、
人間関係がうまくいかないなどの悩みが出てくるものです。


幸福を感じられる収入

一括で入ってきた1000万円などの大金を使うよりも
もっと幸福を感じやすいのは、やはり「毎月安定的に入ってくるキャッシュフロー」です。

例えば相続で大金が手に入ったとしても、
人は何かを手に入れると「次は失うという不安」が大きくなります。

大金を得た対価として
「失うかもしれない不安」という代償を支払っているということですね。

大金でドーンと家を買うよりも
老後に毎月入ってくるキャッシュフローを増やすことに目を向けたほうが
自分の未来は明るいんだ、使える範囲はどんどん広がっていくのだと
幸福を感じやすくなります。

世界から見たら日本も年収は高いほうですが、
幸福度ランキングでいうと、そこまで上位ではありません。

「お金持ちと遊牧民の幸福度には大差がない」という結果もあることから、
幸せを感じるという点については、収入にほとんど関係しないのです。

もちろん最低限の衣食住など、ある程度の収入は必要ですが
年収でいうとこの「825万円」を超えると、
お金で解決出来る問題は少なくなってしまうのです。

収入を増やしても、皆さんのもっと多くの幸せや、
「なぜ良くならないのだろう」という問題は解決できません。

なので、どちらかというと「キャッシュフロー」にもっと目を向けてほしいのです。

そしてもっと重要なのが「お金の使い方を学ぶ」ということ。

毎回行きたいところに行って
食べたいものを食べるのではなく、
ある程度欲望を自分でコントロールして
定期的に旅行や外食をセットするほうが幸せを感じやすい、とも言われています。

セットするのに最も効果的だと思われるのは、
キャッシュフローが増えたタイミングです。

不労所得が増えたタイミングで、自分にお金を使いましょう。


幸福を感じられる使い方

幸せを感じるお金の使い方にはルールがあります。
その最たるものが「体験」にお金を使うこと。

ブランド品や車などの「物」を買うよりも、
旅行をしたり刺激的な体験を積むほうが色褪せないと言われています。

どんなものでも減退していきます。
私たち自身も老化していくし、家も物も劣化していきます。

しかし、ある経済学者は
「思い出は劣化しない。むしろ美化される」
とも言っています。

何にお金を使うのかということをコントロールできれば、幸せを継続的に得やすいのです。

お金を貯め込んで使わないまま身体が動かなくなったら、
使わなかったことを後悔する人もいるし、
物ばかり買い込んで「ガラクタ」と感じてしまう瞬間がある人もいるでしょう。

その時はものすごく欲しいものでも、
後々考えるとそうでもなかったという事はよくあることですよね。

体験にお金を使う他、誰かに投資するのも良いでしょう。

すると社会的な繋がりも出てきて、
経済が循環するとも言われています。

このように、お金の使い方も意識してみてください。


幸福感のひとつの目安として、年収を意識される方が多いのも事実。

年収825万円というのは、日本の平均年収よりも何割か上です。
また、個人だけの問題ではなく、資本主義社会で生活している中で、
周りとのお金のしがらみ(関係)から、825万円より少し上、というだけで優越感を感じられる方も多いでしょう。

(皆さんの平均年収が上下したり
為替の要因があったら、この金額は変わると思います。)

しかし、どんなに周りの人より上の収入を目指しても幸せとは限りません。

最も幸せを感じる年収のラインは825万円なんだ
ということを覚えていただき、それ以上収入を増やすよりも、
時間がかかってもよいので不労所得を作ってインカムゲインを増やし
将来の自分の楽しみに使えるようにしていきましょう。


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