園原夫婦株式会社

   
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お金持ちの言う消費とは?

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
今回のテーマは「お金持ちの言う消費とは?」です。

投資・消費・浪費

お金の使い方のうち、「投資・消費・浪費」の違いは何でしょうか?

一般的な回答は次のとおりです。

◆ 消費=対価
消費は支払った対価と同等だということです。
お金を払ってご飯を食べたり、生きていく上で必要最低限かかってくるものと同等のお金を払っている時が消費です。

◆ 浪費<対価
安いからたくさん買うとか、見栄で買うなど、必要以上にお金を使っている時が浪費です。

◆ 投資>対価
自分が支払ったお金以上に返ってくる可能性があるものが投資です。


以上がごく一般的な考え方ですが、
私が出会ってきたお金持ちの人たちの
「消費」と「浪費」の考え方は、ちょっと違います。

例えば、一晩の飲み会に300万円くらい使ってしまってしまうお金持ちがいました。
はたから見たらどう見ても浪費です。
しかしその翌日には1,000万円くらいの取引がとれていたりするのです。

これは、普通の人にはなかなか真似できません。

必要以上にお金をかけなくて良い時というのはありますが
必要以上にお金をかけた時にその場の状況がどう変化するのか、
というのは使ったことがある人にしかわかりません。

そのお金持ちは、それまで何年も取引していた年上の社長と、
打ち合わせで初めて顔を合わせた時に意気投合し、一晩の飲み会で300万円を使いました。

するとその社長に「損得勘定なしに付き合える人だ」と認識され
それまでの取引が何倍にも大きくなったのです。

普通だったら安く済ませよう、
それなりに支払おうと思うことに対してでも
普通以上の対価を支払い、
周りから見て明らかに浪費にしか見えなかったとしても、
その人にとっては投資になりうることがあるのです。


私は時々クルーズに行きますが、
行く理由の一つとして、お金持ちと話すという目的があります。

それまで飲まず嫌いだったワインをたくさん飲むようになり、
知識を仕入れてワインの話題に詳しくなったのも同じ理由です。

お金持ちがよく嗜むワインに詳しかったら、
目の前で飲んでいる社長と意気投合できるかもしれません。
するとそこから仲良くなったり良い取引ができたりすることがあります。

また、例えば有名な社長に会って話したいと思った時に、
新入社員で入社したとしたら、直接会って話をするまでに何年かかるかわかりません。

私だったらそれよりも、その社長の頭が上がらない人を見つけて、
その人と仲良くなって、紹介してもらう流れを作るでしょう。


これらの例は、はたから見たら大きな浪費です。
それでも、「全部回収できる」という自信があるのは、
自分が将来取るであろう行動において
かけたお金が無駄にはならないと、自分の中に落とし込んでいるからなのです。


浪費と投資の境目

今、皆さんが「こうなりたい」「こういうふうに生きていたい」と
思い描く世界があると思います。

私だったら、
ワインを多く飲んで詳しくなって
お金持ちの人達と会話したい、お金持ちとワインを飲む機会を増やしたい、と思っています。

だとしたら、今たくさんワインを飲んでいることは無駄にはなりません。

しかし、将来自分が居たい、なりたいと思うところに対して
明らかにズレていたとしたら、それは浪費になります。

例えば、たくさん資格を取っている人などがそうです。

「自分は将来こうなりたい」と思って資格を取っていると思いますが
たくさんの資格を一度に使うことはありません。

私は宅建の免許を取りましたが、
それは、将来、不動産投資をしたいと思っていたからです。

免許がないと不動産業を営めないし、人を雇うこともできません。
実際、今も不動産投資や不動産売買をしているので、
ムダにはならなかったなと思っています。


こういう感覚で
人生において、1ミリでも良いので
使ったお金が返ってくると思うことに使ってほしいと思います。

はたから見たら浪費と見えることでも構いません。

例えば誰かと食事に行って、ただ愚痴を聞いて無くなってしまうお金と
セミナー後にフィードバックをすることで多くの気づきを得られる飲み会とでは
まったく価値が違うのです。


未来を見据えた時に、今の自分の行動が無駄にならないか、何かに生かせるか、
と考えて使えれば良いと思います。


ゴルフをやっていても、
ステータスのためだけにしていてはあまり意味がありません。
ただ好きで、将来仲間と一緒に過ごすのが夢だというのであれば、
若い頃からゴルフをしていてもおかしくないでしょう。

私の場合は、学生の頃に「どうしたら社長と話ができるのか?」を考えて、
ゴルフや麻雀を学びました。

将来に対して意味のある分野にお金を使うというのは、
予算を組むことは当然として、必要となるケースはあると思います。


ただし、どんな場合であっても
キャッシュフローに関しては必ず学んでください。
大きく稼いで大きく使っているだけでは、
「将来意味がある」と言ったとしてもただの浪費です。

自分のキャッシュフローを見据えたうえで
投資に割り振るお金、部下や人に使うお金を分けておきましょう。

もちろんそれは、戻ってこないこともあります。
しかし、使わないと見極められません。

期待しないと思いつつどこかで期待する、
上手くいかないこともあれば上手くいくこともある、
その繰り返しですが、
周りから見たら無駄だと思われがちなことでも
「そういったお金の使い方をしなければ得られなかった学び」を得ているはずです。

そんなふうにお金を使えれば
皆さんのお金の使い方が変わってくるし、
なぜそのお金を使ったのか、説明できるようになると思います。

お金で成功しても失敗しても、
話のネタになったり、損した話を笑いに変えることもできます。

何かしら考えて返ってくるものに使っている、
人との出会いや人と過ごす時間、その濃密な時間を演出するために使っているのが、
お金持ちのお金の使い方の特徴です。


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