園原夫婦株式会社

   
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一体いくらあれば人は豊かに暮らせる??
お金と豊かさの関係

皆さん、こんにちは。
園原新矢です。

2024年、新しい取り組みとして
「マンガ・シンさんの教え」のキャラクター・シンさんをアバターとして登場させる【新チャンネルをスタート】しました!

こちらのチャンネルでは
私がお金について学んだことをアウトプットしたり
難しいと思われがちなお金に関するアレコレを出来るだけ分かりやすくお伝えいたします。

こちらのチャンネルもぜひ応援してください。

さて初回のテーマは「一体いくらあれば人は豊かに暮らせる??お金と豊かさの関係」です。


「お金がないと生きていけない」という教え

そもそも「豊かさ」とは何なのでしょうか?

お金?愛情?安全?

とても難しいテーマではありますが、1つはっきりと分かっていることがあります。

それはこの資本主義においては
「お金がない=生きていけない」という現実があるということです。

もちろん、コミュニケーションを取って
物々交換のような生活をしたり
自給自足で生きていくという生き方もあるかもしれません。
しかし大なり小なりお金は必要になってしまうケースがあるでしょう。

つまり、全くお金を使わずに生きていく
ということは非常に困難な世界
に私たちはいるわけです。

お金がこれほどまでに価値を持っている時代に生まれているにも関わらず、
私たちは生まれた時から社会人になるまでに「お金とは何か?」という謎をずっと抱えたまま大人になってきました。

これまで学校でも金銭的な教育はほとんど行われず、
学問的なことや専門的なスキルを獲得するための教育しか受けられませんでした。


でも「お金がないと生きていけない」という教えは自然と学んでいます。

どこで私たちは学んでいるのか?
というとそれは「家庭の中」で教わっているわけです。

つまり、お金に関する教育を行ってくれたのは、
紛れもなくあなたの「親」
ということになります。

お父さん、お母さんが
一生懸命に働いたり育児を続けてくれた姿を見て、
生きていくにはお金というものが必要なんだなと理解します。

そして、そのためには「お金を稼ぐ」必要があると理解して、仕事を探す流れになるわけです。

しかし、うまく仕事が見つかり
お金を稼げる社会人になったとしても、
生きていくので精一杯で、生活が楽になった、豊かになった、と思える日常はいつまで経っても訪れません。

なぜなのでしょうか?


お金と豊かさの関係を教わる環境

それは多くの方が家庭の中で
「お金と豊かさの関係」について教わってこなかった
ことが大きいのだと私は思います。

これは酷な話かもしれませんが、
ほとんどの方は定年を過ぎ、最後の時を迎えるその時までずっとお金に苦労して生きています。

2023年3月1日に公表された野村総合研究所のニュースリリースによると
2021年時点において日本の全世帯のうち

資産1億円を超える「富裕層・超富裕層」と呼ばれる世帯の割合は約2.7%、数にしておよそ「149万世帯」です。

逆に資産3000万円未満の「マス層」と呼ばれる世帯の割合は約77.8%で「4213万世帯」ほどです。

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出典:野村総合研究所ニュースリリース 日本の富裕層は 149 万世帯、その純金融資産総額は 364 兆円と推計

この数字が示すように、
日本にいるほとんどの人がお金に苦労し続けているということは、
親本人もお金について学べる環境がなかったことになります。

学んでいないことは教えられませんから、
あなたが家庭の中でお金について教わってこなくても何もおかしくはありません。

強いて言えば「いい学校に入りなさい!」と話すぐらいですね。

一方でお金持ちの家庭で、
かつ豊かさを兼ね揃えている人たちは、
学校では教わらない「お金と豊かさ」の教えを家庭の中で帝王学のように教えているのが現実です。

そしてその教えのおかげで、
お金を増やすことと豊かに生きていくことを両立し続ける力が代々受け継がれていくのでしょう。

このような環境が全体の「2.7%」だとすると、
お金や豊かさに関して学ぶことは極めて難しいといえます。


ただお金持ちの人はみんな豊かなのか?
と言えば決してそうではありません。

例えばたくさん勉強して医者や弁護士になったり、
会社を経営して大きなお金を手に入れたりする人もいますが、
多くのお金を稼ぐ=本当にその人が豊かか、幸せなのかは分かりません。

お金をたくさん稼ぐ分、その対価として自由な時間は無かったりします。

また私たちには欲があるわけですから、仮に多くのお金を稼げるようになっても、
もっと快適に過ごしたい!もっと良いものが欲しい!という際限のない欲望に振り回されてしまいます。

このように多くのお金を稼げたとしても、
それがそのまま幸せや豊かさには繋がりません。

つまり世間一般のいわゆるお金持ちと言われる人たちも
お金と豊かさの関係について学んでいなければ、ずっと競争の世界で生きていくことになるでしょう。


「豊かさ」とは何か

ではそもそも「豊かさ」とは何なのでしょうか?

これまで多くの成功者やお金持ちを見てきた私の経験から導き出した一つの公式があります。

豊かさの公式
これはどういうことを示しているのか?

豊かさは
「あなたとその家族が生きていける生活コスト以上の不労所得」を手に入れ、
今まで仕事をしていた時間や好きでもないことに使っていた時間を
「あなた自身が本当に価値があると思うこと」に投資し続けられている状態のことをいいます。

つまり豊かさとはお金や愛、安全といった固有の何か?を指すのではなく、
「お金に振り回されずにあなたの価値観の中で最高に自分らしい時間の使い方をしている状態の人」のことを指すのだと私は考えています。

そう考えると
どれだけたくさんお金を手に入れても=豊かとは限らないことになりますね。

お金をどれだけ稼いだとしても、何かに拘束されている時間が多ければ
それは豊かな状態ではなく、「お金を得るために今の豊かさを我慢、もしくは犠牲にしている状態」だといえます。

将来も大切ですが、今あるこの時間も大切なひとときな訳です。

この考えに辿り着けば、
豊かな生活を手に入れるために必要なことは、お金自体ではないことに気づけるはずです。

価値観は人それぞれですから、
何がその人にとって「死ぬまでに最良な時間」となり得るのか?は分かりません。

だから「あなたの豊かさ」を手に入れるためには、
あなた自身に問いかけなければならないことがあります。

それは
「お金の心配や制限がなければ、残りの人生をどう過ごしたいですか?」
ということです。

このお金の制限がなければどう過ごしたいか?
の答えが、そのままあなたの豊かさに繋がっていきます。

そこから逆算して「お金」という乗り物を使って、
その豊かな状態まで自分を運んでもらおうと考えることで、あなたの人生の目標設定が完了されるはずです。

つまり、お金を得ることを目的にセットするのではなく、
あなたにとっての豊かさを先に発見し、その状態に最短でたどり着ける方法を見つけて実行するということです。

こうすれば自分が毎月どのくらいのお金を必要としているのか?という目処も分かりますし、
欲望に振り回されて必要なお金以上を稼ぎたいと感じるワナからも抜け出すことができるでしょう。

「自分が死ぬまでの残り時間」が多いか少ないかは誰にも分かりません。
しかし確実に今日1日が過ぎる度にその瞬間は近づきます。

その残りの時間を
あなたが価値があると感じることにどれだけ費やし続けることができるか?

寿命の分からない私たちにとって、
この考え方はとても大切だと思っています。


「一体いくらあれば人は豊かに暮らせるのか?」

という問いに対してシンプルに答えれば、
あなたの毎月の生活コスト以上の不労所得を得ることだと説明します。

しかし
「あなた」が本当に豊かに暮らすのに必要なお金はいくらか?
と聞かれても私には分かりません。

それはあなたが先に豊かさを設定するものだからです。

一体いくらのお金があれば楽になるのかな~?
と人は考えてしまうものですが、お金を基準にしていてはいつまでも豊かさを得ることはできません。

この機会にあなたも
「なぜお金が欲しいんだっけ??」という部分を深掘りしていただければ幸いです。



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