成功するビジネスの「価格設定」とは？
皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「成功するビジネスの『価格設定』とは？」です。
お客様よりこんな質問をいただきました。
自分の提供するサービスに対して「どれだけの対価」をもらっていいのかが分からなくなります。
安すぎるような気もするし、どこまでお金をもらっていいのでしょうか。
起業した方のほとんどが価格設定に失敗してしまうのは、
「怖い」「成功できない」「そんなにもらう価値が自分にはない」と思って自分を過小評価しているからです。
成功するためには、次のポイントに注意してみてください。
１．相場よりも高く価格設定する
自分が提供したサービスに対して
「そんなにもらって良いのかな…」という心配から
「受け取らない」という選択をしてしまう人が多くいます。
そのマインドブロックが、自分のビジネスの成功をいちばん遠ざけている原因です。
このマインドブロックを打ち壊すためには、
相場よりも高い金額を受け取るぞというくらいのマインドが必要です。
なぜなら、「営利性」を持たなければそのビジネスは破綻してしまうからです。
マインドブロックによって価格を安くし続けていると、売上や利益率が下がってしまい、
より良くしようと思って提供しているサービスや商品に資金を再投資できず、ビジネスを加速させることができません。
多く貰うというよりも、適切な対価をもらうと考えるのがポイントです。
２．価格に見合ったサービスを作り込む
誰かの問題を解決するサービス、誰かが欲しいと望む商品を提供するために、皆さんは努力していると思います。
もちろん相場というのはありますが
価格に見合った努力をしているのかどうか？ で値段を決めれば良いのです。
成功しているビジネスというのは、総じて価格設定は高いものです。
そのサービスに対して絶対の自信があるのなら、相場よりも高く値段を設定してみてください。
シンプルに相場のサービスよりも良い商品を作れば良いだけの話です。
ちなみに私がコンサルをしていた最初の頃は、月3万円の設定でした。
しかし、同じコンサル内容でも2倍3倍の対価を払った受講生のほうが、結果を出したのです。
自分の出せる『ギリギリの金額の対価』を支払うと、やる気度や本気度が格段に上がるからでしょう。
支払った金額以上の結果を手に入れられると思うと高いと感じなくなるし、
コンプレックスが解消できるならいくらでも支払うという人も出てきます。
成功しているビジネスの価格は、総じて相場より高額に設定されています。
それはもちろん、利益を得ることでさらにサービスを向上させることができるからです。
自分だったら高いな…と思う金額を設定できるまで、サービス内容を作り込んでみましょう。
もしそれでも「高く設定するのは怖いな」と思ったら
先着20名だけ、あるいは期間限定で半額にします、など工夫してください。
その際、価格を下げる代わりに、あとで使用感やサービスに対する感想など、
お客様の声をもらうようにすれば、広告費の代わりにもなるし、良い評価が自信に繋がります。
３．受け取る
起業したばかりの時は、まじめな人ほど価格設定に遠慮がちになります。
しかし、本当の意味で相手のことを考えるということは、
価格に見合った価値を提供できているのか追求することではないでしょうか？
高く設定したくないという人は、相手のことを考えているようで、
実は「嫌われたくない」という思いのほうが強かったりします。
提供するものを価値あるものにするために徹底的に突き詰め、
自分が受け取れると思う少し上の金額を設定し、その対価を受け取ってください。
すると、自分の器が少しずつ大きくなります。
器は、受け取ることでしか大きくなることができません。
例えば年収300万の人が、商品が良かったからといっていきなり1000万円を渡されても不安になります。
しかし、受け取らないと、受け取った時のドキドキする感情は得られません。
せいぜい700万円くらいの価値しかないのにと思ったら、300万円を返せば良いだけです。
まずは受け取ること。
そのために、上記のポイントに注意して、価格設定してみてください。
