どれだけ資産を増やしても安心できない人へ
皆さん、こんにちは。
園原新矢です。
本日のテーマは「どれだけ資産を増やしても安心できない人へ」です。
とあるお客様から
>NISAなどで資産が増えたとしても
>妻に「しょせん含み益でしょ」と言われてしまいます。
>どういう考え方をするのが良いのでしょうか?
という質問をいただきました。
この方の奥様の言いたいことは
含み益=「資産額が確定しているわけではない」のに、資産が増えたとは言えない
ということだと思います。
これは、「トータルリターン」という考え方から来ています。
しかし
・キャピタルゲインを主体に置くのか?
・インカムゲインを主体に置くのか?
・すべての資産の最大値の増減を見るのか?
見る目的によってその印象は変わってしまいます。
インカムゲインに注目する
投資実践会が目指す
「インカムゲインの安定した収入」という仕組みから見ると
含み益や含み損は見る対象ではありません。
例えば、
大事に育ててきた大きなリンゴの木をあなたは持っていたとします。
たまたま大豊作の年もあれば、大寒波で1つも実らない年もあるでしょう。
ですが、実が成らないという理由だけで木を切ってしまうことはありません。
切ってしまったら、大木を育てるまでにまた時間がかかってしまうからです。
リンゴの実=今あるストックの金額しか見ていないと、
「単なる含み益」としか見えなくなってしまいます。
これは、どこかに「残高を見て安心したい」という心理があるのだと思います。
人は見たいものしか見えません。
その人が何を見たいかによって、受け取る感情は異なってくるものです。
残高しか見えない人には、現在の含み益は無視して
「毎月入る不労所得が増えていればどう?」
と、聞いてみると良いでしょう。
インカムゲインを目的にしたとすれば
含み益も含み損も気にする必要はなくなるはずです。
私たちは今も生きています。
5年後10年後に楽しく生きている未来もあるかもしれませんが、
絶対にそうなっているとは限りません。
残高よりも、
毎月の不労所得がどのくらい入ってくるのか?
を意識して動いているほうが、今も未来も楽しめると思います。
それでもやはり、資産の増減が気になってしまうのであれば、
含み益ができた段階でロスカットを入れて
ほぼ確保できるだろう実現益(未来)を見せてあげましょう。
トータルリターンで考えなければならないという人もいますが、
私の考えではキャピタルとインカムは別々に切り離して考えて良いものです。
キャピタルで増やしている部分と
キャピタルをインカムに投げる部分の資産を
両輪で走らせているほうが安定するでしょう。
