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ラットレースから抜け出すための7ステップ

金持ち父さんシリーズを徹底解説!
ラットレースから抜け出すための7つのステップ

2つ目のステップ「キャッシュフローを管理する」

皆さん、こんにちは。園原新矢です。

今回のテーマは、ロバート・キヨサキ氏の著書で、金持ち父さんシリーズの第2弾
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」
「ラットレースから抜け出すための7つのステップ」より
2つめのステップ『キャッシュフローを管理する』についてお伝えします。


1つめのステップ「自分のために働くことを考える」をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらもご覧下さい。

このコラムは動画でも解説しています。文章を読むよりも動画でご覧になりたい方はぜひご視聴ください。

財務諸表(P/LとB/S)

P/L(損益計算書)というのは、
お小遣い帳や家計簿のように毎月の収入と支出を管理するもので、書いたことがあるという人も多いと思います。

B/S(貸借対照表)は、現時点で資産をどのくらい持っているのか?
例えば貯金がいくらあるのか、保有している株式の価値がどれくらいあるのか、不動産をどのくらい持っているのか
そして、現時点での負債(残債)はいくらなのかということが分かるものです。
この資産と負債の総額を管理するものがB/S(貸借対照表)と呼ばれます。

P/LとB/S
この、収入・支出・資産・負債の4つの箱と
お金の流れの関係性を把握すること、管理することが最も重要なことであり、
キャッシュフローを理解するうえで大切な要素となります。

ほとんどの方は、P/Lは書いたことがあっても
B/Sは書いたことがないと言う人が多いでしょう。

現時点のストックや負債まで考えて記録している方はほとんどいません。

「自分のために働く」ということは
資産を手に入れることだと、1つ目のステップでお伝えしました。

ところが、学校や家庭ではファイナンシャルリテラシーを教わっていないので
多くの方が、転職したり良い会社に勤めるなど「収入を増やす」ということしか頭にありません。

しかし、収入を上げたとしても
「こんなに頑張ったんだから」と言ってお金を使ってしまった経験はありませんか?

頑張ったんだから家族旅行に行こう、とか
自分にご褒美を買ってあげよう、などなど。

すると、収入が増えたにもかかわらず、その分支出も増えることで
月々のフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)はほとんど変わらないままとなります。

例えば、資産もゼロ、負債もゼロの方が
収入20万円、生活費18万円だった場合
残りの2万円が自由に使えるお金で「FCF(フリーキャッシュフロー)」と呼ばれます。

このFCFは、あなたの人生を変えることができる余分なお金です。

仮に収入が倍の40万円になったとしても、
支出が同じように倍になっていると、FCFの金額もほとんど変わりません。

また、結婚・出産・引っ越し・保険などの人生のイベントによって
負債(ローン)が増え、毎月の支払いが増えてしまうと、FCFがどんどん圧迫されていきます。

これが「ラットレース」に巻き込まれている状態です。

キャッシュフローを管理することができず、
「払えるから大丈夫だろう」と負債を積み上げてしまい、
ほとんどの方が、ラットレースに巻き込まれてから「まずいぞ」と気づきます。

注目すべきところは収入ではありません。
1ヶ月後、2ヶ月後を変えることができる唯一の原資であるFCFこそが大切なのです。

FCFを増やすために

FCFを増やすためには、

「支出を抑える」
「収入を上げる」
「資産から生まれる利益を使って再投資を行う」


このサイクルを行っていくことが必要です。

そのためにはどうしたらよいのでしょうか?

キャッシュフローの管理ももちろん大切ですが
自分のために働くには、資産を買っていくための原資を作らないといけません。
しかしFCFが圧迫されているとそれもできなくなります。

そこで、まず最初に「天引き」をしましょう。

先程の例を使えば、
収入20万円の20%、4万円を給料が入ったらまず抜いて、投資用の口座などに入れてしまいます。

この口座は、自分の人生を変えるために使うんだと決めて、他のことには一切使わないようにします。

そうすると、収入が16万円の状態になるので
支出18万円では暮らしていくことができません。

すると「なんとかしよう」と思うようになります。
私たちの頭はすごく便利で、「なんとかしないと」と思うと
支出を抑えたり収入を増やそうとしたり、アイデアが出てくるんです。

こうやって強制的に自分を追い込むことによって天引きで避けたお金は、
自分の未来を変えるためのお金とすることができます。

「そんなことできないよ」と言う方もいると思いますが、
もし仮にこれが借金だとしたら、有無を言わさず天引きされますよね?

しかし、借金をしている人が全員、返済も生活もできなくて生きていけないかというとそうはなりません。
厳しい借金をしても、なんとかやりくりをして生きています。

皆さんは、実際には借金をしているわけではありませんよね。
借金をしているつもりになって天引きをし
「残りでなんとか生活していかなければならない」
というプレッシャーを与えることによって、
自分を変える行動ができる可能性が高くなります。

これが現状を変えるトリガーにもなるでしょう。

実際は借金をしていないので、天引きしたお金は、
すべて自分の将来のために使えるお金として残すことができます。

月に4万円の天引きだとすると、年間で48万円の投資できる金額を避けることができます。

キャッシュフローを管理する上で、まず最初にやるべき事が、このFCFを増やすことです。


私が「ラットレースから抜け出すための7つのステップ」を知ったときは、お金も何もない状態でした。

でもこの本に書かれている7つのステップは
お金が少なくてもできる事ばかりです。

少しでも動画を見ていただく時間があれば、人生はそこから変わるかもしれません。
ぜひ前向きに行動していきましょう。

次回は「本当に危険なことは何かを知る」です。

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