金持ち父さんシリーズを徹底解説!
ラットレースから抜け出すための7つのステップ
5つ目のステップ「良い師匠を見つける」
皆さん、こんにちは。園原新矢です。
今回のテーマは、ロバート・キヨサキ氏の著書で、金持ち父さんシリーズの第2弾
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」の
「ラットレースから抜け出すための7つのステップ」より
5つめのステップ『良い師匠を見つける』についてお伝えします。
4つめのステップ「どんな投資家になりたいか決める」をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらもご覧下さい。
このコラムは動画でも解説しています。文章を読むよりも動画でご覧になりたい方はぜひご視聴ください。
良き師とは
ステップ4までは自分の力でできる事も多かったですが、ここからは他の人の力も借りる章です。
ラットレースから抜け出したいという目標を持っていた場合の「良き師」とは
当然、「ラットレースを抜けた経験がある人」です。
そういった人物が、まずは自分の周りにいるかどうか確認しましょう。
自分がよく接している6人の年収の平均が、自分の年収だと言われますが
その6人の中に、自分にとって良いお手本になる人がいるかどうかを確認してみるというのは、自分の目標に向かうために整理すべき大切な事です。
私が高校生や大学生の頃は、周りの友達がコロコロと変わっていました。
当時は八方美人だとか付き合いが悪いだとか、色々なことを言われ、「良くないことなのかな」とずっと思っていました。
ですが、あらゆる人と会うことによって多種多様な考え方を仕入れられたし、
自分がどういった人と過ごしたいのか、どういう人間になりたいのか、どういう人物に憧れているのか、というのを知るために必要な行為だったのです。
長い付き合いが悪いわけではありません。
しかし、自分の目標が変わって「本気でラットレースを抜けたい」と思うのであれば、
ラットレースを抜けた経験のある人の側に行かなければいけません。
それが「良き師を見つける」ということです。
本当のお金持ちかどうか、経営の経験があるかどうか、投資をしているかどうかなどで、メンターを選ぶというところがポイントとなります。
例えば不動産投資をする場合、業者さんや不動産屋さんに聞くのも良いですが、
その不動産屋さんが自分でも不動産投資を行っているかどうかを聞いてみましょう。
株式投資をする場合も、教えてくれる人が本当に株式投資を実践しているのか、結果は出しているのか、このあたりを確認する必要があります。
対価を払う
ラットレースを抜けている人は、ラットレースを抜けた後の世界も知っていて
今あなたがやらなければいけないことや、逃げてはいけないことなど、重要なことを教えてくれます。
そういったことを教えてくれている人には、
「しっかり対価を払って時間を買う」という感覚を持って下さい。
私もずっと成長し続けたいので
自分よりもレベルが高い方、物怖じしてしまいそうな方などとできるだけ時間を作るようにしています。
すると、すごく緊張するし、居心地が悪いんですね。
でもその居心地が悪いところで、目標とする人(メンター)と無理をしてでも一緒にいることができたら、どんどんあなたは変化していくでしょう。
考え方が変わり行動が変わります。
行動が変われば結果が変わります。
最初は居心地が悪く、つらいなと思うことも多いと思いますが
メンターと呼ばれる人と一緒にいることで、居心地が良くなるタイミングが訪れます。
その居心地が良くなったタイミングこそが、成長を感じる瞬間です。
皆さんがラットレースを抜け出したいと思ったときに
同じような立場の人と切磋琢磨するのも大切ですが
それを導いていく人も必要です。
私は当時(16~26歳まで)、あまりそういった人達に出会えませんでした。
なので、こういった場を通して情報をお伝えすることで、
少しでもその時間を省略してもらえたらいいなと思っています。
今の時代、ラットレースを抜けるだけなら、10年も時間を掛ける必要はありません。
3~4年でラットレースを抜けて、残りの時間をもっと他のことに使って欲しいのです。
メンターを探す時には、
自分が行きたいなと思っている立場にいる人や、こういう人間になりたいと思う人に
時間を使ってもお金を使っても良いので、対価を払ってとにかくしがみついていきましょう。
順風満帆はありません。
自分の感情や考え方、普段の行動が変化していく中で失望することは必ずあります。
失敗がなければ成功もありません。
多くの失敗をした人だけが成功するのです。
次回は6つ目のステップ「失望をバネにする」についてお伝えします。